自己紹介
吉村 駿佑 (よしむら しゅんすけ)
1997年 東京生まれ
2016年 麻布高校卒業
2018~19年 ジョージワシントン大学に交換留学 (外交問題評議会にて4か月インターン)
2020年 京都大学法学部卒業 (summa cum laude)
専攻:数理政治学、研究関心は政治制度設計とアカウンタビリティ
出願校:Stanford (Political Economy), Princeton, Rochester, Chicago (Political Economy), Columbia, Washington St. Louis, NYU, Caltech, Berkeley, Emory, Harvard
合格校:Rochester, Emory
ウェイトリスト:Washington St. Louis(辞退),*1 NYU(辞退), Berkeley(不合格)
執筆動機
このブログを執筆した動機は主に2つあり、①アメリカ政治学博士課程に進学した日本人による受験体験記が他分野に比べて非常に少なく、これが受験を難しいものにしている事、②計量政治学については近年留学する学生が増えているため、各種の留学説明会を通じてかろうじて受験情報が広められているのに対して、数理政治学に至っては受験情報が全く存在しないという点です。
結局のところ入試で重視される要素は大学によって異なるので、ここで紹介している事が唯一の正解ではありません。また私は一応志望度の高い大学(数理政治学の発祥地とされ、現在も同分野で最も就職実績が良い大学)に進学できましたが、大成功とも言えない結果に終わったので、反面教師として批判的に読む方が適当かもしれません。しかしいずれにしましても、ある程度の相場観を掴む上では有益だと信じています。アメリカ政治学博士課程を目指す日本人学生が、なるべく正しい情報を基に出願準備をして合格される事の一助となれれば幸いです。
なお、以降の投稿につきましてはなるべく簡潔な文章とするため常体での執筆とする事をご容赦ください。
*1:オファーの返答期限直前になると、ウェイトリスト内で合格可能性のある出願者に対して「もしオファーを出したら受諾するか」という確認が面談やメールを通じて行われます。私の場合もそうした確認をWashington St. LouisとNYUから頂きましたが、その時点でRochesterへの進学意志が固まっていたため辞退させて頂きました。